巨峰のビール「OBU BEER」

フルーティで飲みやすい!今や大府の看板商品

数ある巨峰関連商品の中でも、今、大注目されているのが大府の新たな名物「OBU BEER」。

大府の特産品・巨峰が入った透明感ある美しい金色のビールは、華やかな香りとフルーティなテイストが特徴です。

2020年の発売から3年。「物珍しさで飲んでいただくと、皆さんそのおいしさ、飲みやすさに驚かれますね」。そう話すのは、発案から開発、製造まで手掛ける島岡さん。コンスタントに生産できるよう去年タンクを増やし、生産量は倍に。現在は市内のふじや酒店とネットショップで販売。げんきの郷でも自ら店頭に立ち、週末の来場者に販売します(不定期販売)。

OBU BEERは島岡さんが目指す「シビックプライド」そのもの。大府の人たちが自分たちのまちに誇りを持ってほしい。そんな願いが込められています。

その物語は、島岡さんが大府市観光協会の視察で知多市のクラフトビール醸造所「OKD」を訪れた時から始まりました。

「OBU BEER」誕生ストーリー

視察の中で島岡さんの頭に浮かんだのは、大府商工会議所青年部の大先輩が以前語っていた「ぶどうのビールを作りたいね」という夢。その想いを引継ぎ、実現できるかもしれない。高い志の元、市内の「まる正ぶどう園」の久野さんを巻き込み、「OKD」の協力を得て製造に乗り出します。

大府市内のぶどう園を一軒一軒回り、ぶどうの提供を交渉。7つの園から加工用として集めたぶどうを、社会福祉法人憩の郷の施設利用者に皮むきしてもらう仕組みを作ります。「加工用といっても味は一級品。えぐみを出さない丁寧な皮むきが透明感の肝ですね」。憩の郷にはラベル貼りも依頼。福祉施設の新たな雇用としても、OBU BEERは一役買っているのです。

巨峰の果汁に、爽やかなカスケード・ホップを使って醸造されたフルーティなクラフトビールは、たくさんの夢と誇りが詰まった至極の一本なのです。

アルコール度数は4.5%。すっきり香る飲み口で、女性にも飲みやすいビールです。
「OKD」は2021年国産地ビール審査会で2つの金賞を受賞した醸造所です。
ぶどうビールづくりに欠かせない皮むき。施設利用者の方々の仕事は丁寧で完璧です。
OBUBEERプロモーション動画